老舗ビリヤードサークル『 S.I.B.C. 』のホームページです。(東京都渋谷区)

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マナー

はじめに

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  •  ビリヤードは、レジャー用ゲームとして認知されていると思いますが、実は、ゴルフと同様に『 マナー 』が重要視されます。元々は紳士・淑女のスポーツですから、皆さん、必ず一読して下さい。
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禁止行為

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  • 【 公共の設備です。大事に取り扱いをしましょう! 】
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  • くわえ煙草でのプレイはしない
    • ラシャに灰で穴を開けると、ラシャ交換になりますよ!
  • 台( レール )に腰掛けてプレイしない
    • 台の傾き、クッション等の破損がありますよ!
  • 台の上、レールの上に飲食物やおしぼりなど物を置かない
    • 台やラシャを汚します。また、湿気は台に悪い影響があります!
  • キューを不安定な場所に置かない
    • 倒して破損してしまいますよ!
  • 手球( 白球 )以外の球( カラーボール )をむやみに撞かない
    • お店の許可、もしくは上級者の指導の元、練習の目的で撞く場合がありますが、適切な使用をし、使用後は綺麗に汚れを取りましょう!
  • 慣れないジャンプショット、マッセはしない
    • ラシャに穴を開けてしまいますよ!
  • 相手の持ち物は勝手に触らない
    • 高価・安価に関わらず、大事にしているものです。使う時は、相手の了解を得てからにしましょう!
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マナー

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  • 奇声・罵声を発しない
    • 楽しくプレイするのは良い事ですが、周りの迷惑にならない様に気をつけましょう!
  • プレイ前後には相手に挨拶をしましょう!
    • 『 宜しくお願いします! 』『 ありがとうございました! 』礼儀です。
  • 良いプレイには『 ナイスショット! 』
    • 相手のプレイを見て、勉強しましょう!
  • フロック( まぐれ )ショットをしたら『 失礼しました! 』
    • 一言言っておいた方がいいです。
  • 隣のテーブルを良く見て、撞く場所が重なる場合、譲り合いましょう!
    • 自分勝手は周りに迷惑です
  • テーブルの真上でチョークを付けない
    • テーブルやボールが汚れ、プレイに影響します
  • ルーズラック( ラックをした時の球同士の隙間 )はしない
    • ブレイクで球が散らない事はもちろん、プレイが面白くありません!
  • ショットのタイミングは静かにする
    • 相手は集中しています。気を反らす事はしないで下さい!
  • プレイをしている人の視界の邪魔をしない
    • 構えている目の前をうろうろしたり、的球に重なる様にしない
  • 相手が撞いている時は座って待つ
    • テーブル付近で立って待つのは、早く自分の番に回せと言っている様で失礼です!
  • ファールをしたら自己申告をする
    • 相手が見ている、見ていないに関わらず、フェアプレイをしましょう!
  • 手球がスクラッチ( ポケットに落ちる )したら、自分で拾いましょう!
    • 自分のミスは自分で処理し、さらに手球の汚れを拭いて相手に渡してあげましょう!
  • 自分の番の時の配置に文句を言わない
    • 今度はあなたが主役です。素晴らしいショットをしましょう!
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歴 史

ビリヤードの起源

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  • ビリヤードの起源について…。
    • ギリシャ( 紀元前400年頃
      • メースという先の曲がった棒を使用して、地上に置いた2つの丸い石を突き転がす『 クリケット 』に似た屋外スポーツがあり、それが屋内スポーツへと変化していったという説
    • ・エジプト( 紀元前1世紀頃 )
      • ウィリアム・シェークスピア(1564〜1616)の作品の中に、クレオパトラの『 さぁ、ビリヤードをやろう… 』という台詞がある事から、現在のビリヤードに似たゲームがあったという説
    • ・他( 詳細不明 )
      • ローン・ボーリングが室内化したのがビリヤードであるという説
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ビリヤードの発展

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  • テーブルの発展
    • 屋外から屋内へ変わり、そして室内のテーブル形へと発展しました。
      • ヨーロッパ全般( 場所・時期不明 )
        • ビリヤードは『 ベルメル 』と呼ばれており、中近東から戻った十字軍( 1096年〜 )に従軍したテンプル騎士団がヨーロッパへ持ち込んで改良された
      • スペイン( 時期不明 )
        • 『 ビロルダ 』というスティックでボールを転がし、2本のポールの間に入れて競技されるものが『 ビラルダ 』を経て『 ビリヤード 』になった。
      • イギリス( 時期不明 )
        • 国技である『 クリケット 』が室内向けに改良された
        • 象牙の球2個を枠のある台上で関門を通して穴に落とすゲームがあった
      • フランス( 1469年 )
        • 『 ルイ11世(1423〜1483)』の為にテーブルが作成されたとされているが、それは石版にクロスが敷かれ、真ん中に一つだけ球を落とす穴があるものだった。
        • 『 シャルル9世(1550〜1574)』の王室芸術家『 ド・ビニー 』が円錐形の石を杖で転がすゲームとして規則を作る。( 1571年 )
    • 『 ルイ14世(1638〜1715:太陽王)』は、医者の勧めで健康の為によくビリヤードをしたという記録が残っています
    • 『 ルイ16世(1754〜1793)』、スコットランドの『 メリー・スチュワート(1542〜1587)』、イギリスの『 ジェームス1世(1566〜1625)』なども、熱狂的にゲームを楽しんだと言われています。
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    • 現代形へ
      • テーブルの形( 18世紀初期 )
        • 長方形になり、穴が6個になりました。( イギリス )
      • 台上( 18世紀中頃 )
        • 木製から大理石のスレート( ラシャの下 )に変わり、ちょっとやそっとの揺れによってボールが動かなくなり、プレイの正確性が保たれる様になりました。
      • ラシャ
        • 台上を覆う1枚布であるが、張りや毛羽立ち具合によって、手球にさまざまなアクションを与える事が出来るようになった。
      • クッション( 1885年 )
        • アメリカの『 ミカエル・フェーラン 』は、ゴムとコルクを混ぜてクッションを考案しました。
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  • 道具の発展
    • チョーク
      • 1818年、イギリスの『 ジャック・カー 』は、それまでキューは木の棒であり、その先端を丸く削っただけの所にチョークを塗って滑りを防ぎ、ボールに横回転(ひねり)を加える事を考案しました。これは当初、「マジックパウダー」と言われていました。
    • タップ( 皮片 )
      • チョークの発明から約10年後、フランスの『 マルゴー・ミニョー 』は、キューの先端に弾力性のある皮片を取り付け、チョークと併せて使用する事により、より強力な回転を掛ける事が出来ることを発見しました。
    • ボール
      • 石や木 → 粘土 → 象牙 → 硬質プラスチックへと変わっていきました。
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  • 世界のビリヤード
    • アメリカ
      • 1565年、スペイン人によって初めて伝えられたと言われています。
      • 1850年代にはポケットビリヤードが大流行し、1859年4月には、デトロイトで15,000ドルもの賞金が付いた大会も開催されました。
      • 歴代大統領もビリヤードをプレイする人が多く、『 ジョージ・ワシントン(1732〜1799:初代大統領) 』『 トーマス・ジェファーソン(1743〜1826) 』『 ジョン・クィンシー・アダムス(1767〜1848) 』などビリヤードを楽しんでいたそうです。『 エイブラハム・リンカーン(1809〜1865) 』はかなりのビリヤード好きで、特にポケットビリヤードに熱中したそうです。
    • フランス
      • 1770年、『 キャロム 』と呼ばれる3個目のボール( 赤球 )が生まれ、現代の『 三つ球 』の原型となりました。
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    • 日本での起源
      • 長崎出島の絵巻によると、江戸幕府、第5代目将軍:徳川綱吉(1646〜1709)の時代、1699年にはビリヤード台が設置されていた様です。しかし、それはイギリスで発明されたと言われる象牙の球2個を枠のある台上で関門を通して穴に落とすゲームだったようです。( 上図参照:台上のクロッケー? )
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      • 1860年には横浜ホテル、1868年( 明治元年 )東京・築地ホテル館にビリヤード台が置かれ、1871年( 明治4年 )銀座に三宣亭を初めとして、色々とビリヤード場が出来ましたが、華族や陸・海軍の将官、外務省の高官などだけで行われる社交場でした。しかも、専門店ではなく、西洋料理店と兼ねていた。
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      • 1877年( 明治10年 )には国産のテーブルが作られるようにもなり、『 四つ球 』が主流に行われていましたが、鹿鳴館時代( 1883年完成 )を経て1892年( 明治25年 )頃になると、海外から帰国した『 郷誠之助 』『 玉乃一熊 』などによって、『 三つ球(スリークッション) 』が流行しました。
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      • 【 ビリヤードは『 玉つき 』、または『 撞球 』と呼ばれていました 】
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    • 日本での発展
      • 『 ポケット・ビリヤード 』は、1900年( 明治33年 )頃にアメリカから持ち込まれたとあります。
      • しかし、まだまだ『 四つ球 』『 三つ球(スリークッション) 』に代表される『 キャロム・ビリヤード 』が主流で、『 ポケット・ビリヤード 』が普及していくのは、ゲームの一種である『 ローテーション・ゲーム 』が京都で流行出すもう少し先の話です。
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      • 1913年( 大正2年 )『 山田浩二 』は、アメリカで開かれた『 ボークライン世界選手権 』で、当時不敗を誇っていた『 ウィリー・ホッペ(1887〜1959) 』を破ったり、大正初期から昭和にかけてビリヤードは一般大衆層にも急速に普及していきました。
      • 1918年( 大正7年 )には、門司で『 第1回東洋三つ球選手権 』の開催や、1925年( 大正14年 )には有名選手を中心とした『 日本撞球会 』も設立されました。( プロ組織の発足 )
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      • 1926年( 昭和元年 )『 第1回ボークライン選手権 』からは、外国人有名選手の来日や渡米による国際交流も盛んになりました。
      • 1931年( 昭和6年 )には、恐らく日本で最初と思われる、『 同好会( のちの連盟? )』が京都で誕生しました。
        • この京都を中心として『 ローテーション・ゲーム 』が普及し始めたので、『 ポケット・ビリヤード 』の流行の起源は『 京都 』になると思われます。
      • 1938年( 昭和13年 )頃には、全国のビリヤード場が25,000軒( テーブル数約10万台 )程に増えました。
      • 1951年( 昭和26年 )日本ビリヤード協会( NBA )の設立
      • 1955年( 昭和30年 )には、適用されていた風俗営業取締法からも除外され、スポーツとして認められる様になりました。
      • 1961年( 昭和36年 )『 ハスラー 』という映画のヒット
      • 1964年( 昭和39年 )世界ビリヤード連盟( U.M.B )へ加盟
      • 1965年( 昭和40年 )日本プロポケットビリヤード連盟( JPBA < 旧:NPP > )創設
      • 1969年( 昭和44年 )東京で世界スリークッション選手権大会開く
      • 1974年( 昭和49年 )日本人初の世界チャンピオンの誕生( スリークッション:小林伸明 )
      • 1986年( 昭和61年 )『 ハスラー2 』という映画のヒット
      • 1990年( 平成2年 )10月、文部省より認可され、社団法人化する( NBA )
      • 1994年( 平成6年 )世界ナインボール選手権大会優勝( 奥村健 )
      • ボーリングブームによるビリヤード場の併設、映画による『 ポケット・ビリヤード 』の急激な普及により、日本ビリヤード史上空前のブームとなり一般へと浸透していきました。
      • 1996年( 平成8年 )世界ビリヤードスポーツ連合( WCBS < 旧:U.M.B > )が、世界オリンピック委員会( IOC )より暫定承認される
      • 1997年( 平成9年 )秋頃、日本オリンピック委員会( JOC )の承認団体となり、オリンピックゲームズでのビリヤード種目実現に向けて、CSカード( Cue Sport )という登録証により、全国プレイヤーの登録制度を開始する
      • 2005年( 平成17年 )JOCの正式加盟団体となる

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余談

  • ビリヤードから派生したと言われる『 スヌーカー 』の起源ですが、こちらはイギリスのヴィクトリア朝時代( 1837〜1901 )、当時支配していた『 インド 』に駐留していた士官達によってビリヤードを複雑・高度に変化させて本国へ持ち帰り、それが上流階級へ広まったと言われています。

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※ 私は以前、『 チャールズ9世の王室芸術家、ド・ビニー… 』と記載していましたが、再調査により、シャルル9世である結論に達しました。私のこのページを参考にされた方がいましたら、大変ご迷惑をおかけしました事をここにお詫びします。
( 理由:同時期のフランス王はシャルル9世で、また、前後にも他国にも王にチャールズ9世がいたという事実を見つけられない事。それと、シャルル9世の時代、国王直属の顧問および侍医としてノストラダムスが居たという資料で、シャルル9世と書かれているものと、チャールズ9世と書かれたものがあり、英文を和訳する際の変換ミスと判断しました。 )
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※ このページを作成する際に主に参考にしたページ

  • 社団法人日本ビリヤード協会
  • アジアのビリヤード場をさがして
  • Wikipedia ビリヤード
  • 撞球歴史観
  • イギリス滞在記2004年2月
  • 他多数 省略

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道 具

大きさ・重さ

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  • テーブルの外形サイズ
    • 幅 : 約 137.16 cm( 4.5フィート )
    • 長さ: 約 274.32 cm( 9フィート )
  • テーブルベッド( 競技範囲 )の内径サイズ
    • 幅 : 127.0 cm( 50インチ )
    • 長さ: 254.0 cm( 100インチ )
    • 高さ: 約 75.0 〜 80.0 cm( 床よりテーブルベッドまで )
  • テーブルの名称
  • ポケットのオープニングサイズ
    • コーナーポケット : 120130 mm
    • サイドポケット  : 130140 mm
  • クッション・エッジ
    • クッションの先端部、ボールはこの部分に当たり反射する。
    • 高さ : 35.7 mm
  • ボールのサイズ
    • 直径 : 57.1 mm( 2.25インチ )
    • 重さ : 170 g( 6オンス )
    • 材質 : フェノール樹脂
  • キュー規定
    • 試合使用本数 : 規定なし( 但し、プレイ開始時に使用本数を相手に分かる形にしている必要あり )
    • 長さ     : 1016 mm( 40インチ )以上
    • 重さ     : 708.7 g( 25オンス )以下
    • タップの直径 : 15 mm 以下
    • タップの材質 : 革または合成製品( タップと先角が一体化したものも可 )
  • メカニカル・ブリッジ( レスト )
    • 手玉の位置によって、左手(右手)が届かない場合に、左手(右手)のブリッジの代わりに用いる器具の事
    • ヘッド部分の大きさ : 80 × 130 mm 以下
  • チョーク
    • 手玉を撞く時にキューがスリップしない様に、摩擦力を保つ為にタップに塗りつける固形状の物。
    • 使用するチョークの色は、テーブルクロスと同色系統を使用する事。
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  • ※ このページは、2001年ジャパンオープンに配布されたルールブックを基にし、NBAルールブック( 2005年7月19日発行 )、2009年10月現在運用されているルールにより作成しました。
  • ※ 青い文字は2011年再調査により訂正
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